「スポーツを通じてのマネジメント・人材育成」
2012年度第3回目のセミナーは3月28日(木)午後6時30分より、ニューイヤー駅伝で念願の6位入賞を果たした郷土の富士重工陸上競技部監督の奥谷 亘 氏を講師に迎え、「スポーツを通じてのマネジメント・人材育成」と題して前橋市の群馬県公社ビルホールで講演会を開催しました。
会場には一般市民も含めて170名に近い聴講者が、2006年福岡国際マラソンで2時間08分のタイムで4位(日本人では1位)に入り、翌年の世界陸上大会の日本代表に選ばれながらも小腸癒着により大手術を受け、大会出場棄権と現役を引退せざるを得なかった奥谷監督のそれまでのランナーとしての栄光と挫折、そして、その実績と経験にもとづくコーチ・監督としてのチーム選手への指導方針について、熱心に聞き入っていました。
参加者からは「夢を実現するには、小さな夢を一つひとつ実現していくこと」「マラソンは修業です」「日頃の練習は裏切らない」「成功をあせらず、前向きな積重ねが大事」等が、監督の言葉として心に響いたとの声が寄せられ、感動を与えられた講演でした。