東日本大震災から14年あまりが経過しましたが,被災地の再建にはまだまだ多くの時間を必要としており、被災地に寄り添い継続した支援に取り組むことが求められています。今回は12月13日から14日の日程で事務局を含め24名で宮城県を訪れました。初日は早朝に群馬を出発し、お昼頃に最初の訪問地である南三陸町に到着しました。ここでは「南三陸311メモリアル」を視察しました。館内では当時、南三陸町役場で被災された方から説明を受け、自然災害を経験したことを知ってもらい、自然災害から命を守る術や知恵について改めて考えさせられました。また、復興支援として隣接する南三陸さんさん商店街で昼食と買い物をし南三陸をあとにしました。



2日目、最終日は閖上港朝市に寄りながら目的地である「震災遺構 仙台市立荒浜小学校」を訪問しました。ここは、震災日当日の避難所として300名以上の方が避難し、全員が助かった避難所です。説明された方によると、海岸から700メートルと近いところにありながら、津波が校舎側面から押し寄せたので被害も少なく現存しているとのことでした。しかしながら、展示物等から自然の猛威を目の当たりにし、あらためて日頃の防災意識の大切さを学びました。その後は昼食を取りながら群馬の地へ向け宮城・仙台をあとにしました。




※なお、地震後発情報が発出中の訪問であったため、訪問箇所での避難経路確認の都度確認、万が一に備えバスには食料と水を搭載しておりました。結果としては地震も発生することなく全員無事で帰ってくることができました。ありがとうございました。
