6月16日(木)~19日(日)福島県いわき市で各会員からの有志32名が復旧支援活動を行ってきました。
今回の活動は、連合福島を通じていわき市災害救援ボランティアセンターと連携して活動に取り組みました。
担当したのは、いわき市の平沼ノ内(たいらぬまのうち)地区の側溝のドロ上げでした。
この地区は、海岸沿いの防風林のおかげで津波による家屋倒壊は少なかったものの、1階天井付近まで浸水したり、流されてきた瓦礫やゴミ・へドロなどが異臭を放ったりと報道では分からない生々しい被害の実態を知りました。
参加者は、班ごとに役割分担を行いお互いができることで協力しながら活動し、作業を通じて班員が打ち解けるに従って作業効率も上がっていくようでした。
また、作業後には、被災地ということも考慮した夕食会を行いましたが、組織・地域を越えて同じ目的・気持ちを持った仲間として交流を深めました。
3日間の活動で地区内の側溝から土嚢(どのう)約1500袋分のドロやヘドロを回収し、平沼ノ内の地区長を始めとした皆さんから大変な感謝を頂き3日間の活動を終了しました。
参加者からの声
・活動を通じて被災地の役に立てたのではないか。職場 に持ち帰り活動内容や達成感について報告したい。
・重労働に慣れていない人には3日が限度と思うし、 仕事を休める日数も限られる。節電による輪番操業等、の事も含め、今後の日程を検討願いたい。
労福協の復旧支援はこれからも継続していく予定です。一人でも多くの方の気持ちと力を被災地へ届けられる よう活動していきます。