2020年11月 5度目の石垣島環境保護ボランティア

石垣島環境保護ボランティアを11月14日~16日に10名の参加で開催しました。
今年は新型コロナウイルス感染防止に万全の注意を払ったうえで、少人数での実施となりました。

早朝に群馬県を出発し、羽田からの直行便で午後に石垣島に到着。
(この石垣島行きの飛行機は国内便の中でいちばん長い時間のフライトなのだそうです)
ホテルでアンパルの自然を守る会の谷崎樹生氏から、
マングローブ林の重要性についての講義を受けました。

工場や家庭からの排水・海岸の開発工事等によってマングローブ林が減り
湿地草原が出来始めている石垣島の現状や、
マングローブ湿地が自然の中で果たしている役割などについてお話しいただきました。

2日目は、史跡や展望台等を訪ね島内の地形や歴史について説明を受けた後、
崎枝南干潟でヤエヤマヒルギの苗を植樹しました。
最近は台風などの影響で苗木の確保も大変だとのことで、大事な苗木を丁寧に植えました。

  

続いて植樹と並ぶ今日のメインイベント、名蔵アンパルのマングローブ湿地トレッキングです。
ここで見られる動植物などについて教えていただきながら、
谷崎先生のガイドで歩きにくい湿地を進んで行きます。
今年は転んで大惨事に見舞われた人はいなかったようでした。
海なし県の群馬では見られない貴重な自然を体感することができました。

最終日は出発までのわずかな時間ですが、皆さん思い思いに石垣島を楽しまれたようです。
ただ現地の海岸では思いのほかプラスチックごみなどの漂着物が目立ち、
参加者からは「清掃活動もしてはどうか」との意見も出ました。
事務局としても今後の活動の参考にしていきたいと思います。
 
 

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