昨年からメニューを変更した尾瀬環境保護ボランティアですが、
今年度はコロナウイルス感染予防の対応をとったうえでの開催となりました。
16名の参加者の皆さんにも、手指の消毒やマスク着用などご協力いただきました。
初日は、大清水休憩所に集合後、戸倉にある尾瀬ネイチャーセンターにて間伐作業等の事前学習会を行い、
東京パワーテクノロジーの現地ガイドさんの指導のもとブナ林の間伐作業に取り組みました。
今回は国指定天然記念物「ヤマネ」の生態を観察する体験学習をしました。
幸運にも保護のために設置されている巣箱に眠るヤマネを見ることができました。
かわいいヤマネさん。お休みのところ失礼しました。
(許可なしに立ち入って触れることはできません)
そして宿泊先の鳩待山荘では、食後にナイターセミナーを開催。
ガイドさんから尾瀬の自然についてレクチャーを受けました。
2日目は皆さんが楽しみにしていた尾瀬ヶ原散策です。
今年はなんとツキノワグマと遭遇したグループもありましたが、全員無事に帰ってこられました。
コロナウイルス感染予防に配慮して規模を縮小しての開催となりましたが、
お天気にも恵まれて間伐作業・体験学習などとても内容の濃いイベントとなりました。
次回までにはコロナ禍が終息して、以前のようにたくさんの方に参加していただけるといいなと思います。