2019年2月23日、ホテルラシーネ新前橋において、第2回勤労者福祉セミナーを開催しました。
ここ数年地震や大雨といった自然災害が多く発生していることから、
改めて災害に対する意識や備えについて考えてみようと、
防災アドバイザーでもある細川顕司氏をお招きして講演をいただきました。
災害現場での調査等に長く関わってこられた細川氏は、これまでの経験から
「災害に関する情報がいろいろな方法で入手できるようになったのに、
知っただけで安心して避難などの行動に移らない人が増えている」と話されました。
また昨年起きた自然災害を例に挙げながら、「災害の多い日本では実態を正しく知って
自分自身で命を守る行動をとること」がとても大事だと強調されました。
防災においては、地域の力と女性の目線が重要であるとのことでした。
群馬県は災害が少ないと言われていますが、私たちもそう思い込んでいることに気付かされました。
いざという時に慌てないためにも、普段から意識することが大切だと思いました。