11/11(金)~14(月)、沖縄県石垣島での環境保護ボランティアに行ってきました。
石垣島の名蔵アンパルは、ラムサール条約にも登録されている亜熱帯マングローブ湿地です。
近年は赤土汚染・農薬や汚水排水の流入・ゴミの不法投棄、
さらに周辺の大規模開発計画などで自然環境が悪化しつつあります。
群馬労福協ではこの海岸の保護活動に協力し、環境学習やマングローブ林再生のための植樹を行いました。
11日はアンパルの自然を守る会の谷崎樹生氏より、植林をする名蔵アンパルの現状や、
自然の中でマングローブ林が果たしている役割などについて講演をいただきました。
2日目は、いよいよマングローブの植樹です。
バレナ公園展望台にて島内の地形や歴史について谷崎氏から説明を受けた後、
崎枝南干潟で約3,000本のヤエヤマヒルギの苗を植え、午後からは海岸の清掃活動を行いました。
3日目は名蔵アンパルのマングローブ林をトレッキング。
マングローブ湿地の中を進みますが……歩きなれない泥の中で悪戦苦闘。
参加者曰く「植林よりも辛かった」とのことでした。
間近で見るマングローブは枯れかけているものも多く見られ、
貴重な自然は微妙なバランスの上に成り立っているのだと改めて思わされました。
自然再生に向け重要な活動であることを再確認して帰途につきました。