12月18日県庁昭和庁舎でメンタルヘルスセミナーを開催しました。
今回のセミナーは各会員から52名が参加し、連合群馬のライフサポート相談室の相談員も務めている産業カウンセラーの大小原利信さんを講師に迎えて開催しました。
セミナーでは、交通事故での死亡者が5千人を切るのに、自殺者は13年間連続で3万人以上となっている日本社会では、自分自身への「セルフケア」とともに職場の仲間による「ラインケア」も重要になってきていることを踏まえ、ラインケアの手法として、普段からの「気配り」、仲間の変化を感じ取る「気づき」、変化に気付いた時の「声かけ」、仲間の悩みを聞く「傾聴」について、参加者にグループワークで体験を通じて実感してもらいました。
そして、今日のストレスのNo1は人間関係であるといわれているが、普段から仲間同士のコニュニケーションを図り、悩んでいる人の話をじっくりと聴くことがラインケアの秘訣だとの理解を深めました。
参加者からは、話を聞くだけの講座ではなく、グループワークに自分で参加することで理解しやすく、楽しみながら話を聞くことができたと好評でした。