マレーシアでの植林ボランティア報告です!
11/6~10に、第9次海外植林ボランティア15名をマレーシア・サバ州タンブナンに派遣しました。
今年の植樹地は、昨年よりも標高の高い傾斜のきつい場所のため、移動だけでもかなりの重労働。
加えて高温多湿の気候とスコールで、ただでさえ足場の悪い斜面はさらに危険な状態です。
そんな中で、現地スタッフとともに約1500本の苗木を植えました(植えているのは現地在来種の樹木です)。
膝がつきそうなぬかるんだ斜面を登っていきます(最大傾斜は約50度!)。
途中には小さな川ができていたり……
今年も、全員がケガもなく無事に帰ってこられて本当に良かったです
北川団長(労福協理事長)以下参加者15名と、現地作業スタッフ。
空模様は怪しげですが、表情は清々しい!
植林作業ともう一つの大事な事業、現地の孤児院を訪問し交流会を行いました。
残念ながらこの日は雨のため、屋内での交流会となりました。
子供たちと一緒に歌やダンスを楽しんだり、日本の折り紙を折ったりと
たくさんの笑顔に触れることができました。
サバ州では、1970年代の商業伐採のために原生林が失われ、
伐採後には成長の速い外来種の樹木が繁殖し、従来の生態系が損なわれてしまいました。
ぐんま労福協では、2006年から本来の熱帯雨林を再生させるための植林活動に取り組んできました。
この事業は、伐採・放棄された熱帯雨林への植樹を通じて地球温暖化防止に寄与し、
また苗木の保全育成作業を現地住民が行うことによって、雇用の創出にも役立っています。