第52回通常総会を5月27日、県勤労福祉センターで開催しました。
総会では、2011年度の活動として、会員団体の構成員への活動を主眼にしつつも、公益法人として県内の全ての生活者・勤労者の不安解消に取り組むことを柱とし、震災支援活動として年間を通じたボランティアの派遣、新たな公益法人制度への対応として一般社団法人への移行に向け準備をすすめることなどを確認しました。
また、全県民を意識した活動を進めていくため、組織の枠を越えた広い視点に立った論議を行えるよう、会員外から役員を選出できるよう定款の変更を確認しました。
主な活動計画
1.会員を中心とした活動
(1)ボランティア活動
①海外植林ボランティア
マレーシア・サバ州での植林活動行います。
また、会員に取り組みへの一層の理解と協力をいただくため、植林地への視察団を派遣します。
②環境ボランティア
尾瀬国立公園清掃と周辺地域の自然学習会を組み合わせて開催します。
③震災復旧支援ボランティア
被災地の支援のため、ボランティアの募集・派遣を行います。
活動は1回だけではなく、被災地の状況に応じて各種団体と連携し、必要に応じた日時・場所に派遣を行います。
(2)ファイナンシャルプランナー(FP)養成講座
自己啓発を目的とした資格取得への支援として、個人資産の設計をトータルプランニングするFPの資格取得に向けた講座を開催します。
(3)子どもスキー・スノーボード教室
県内の豊かな環境を活かしたスポーツを通じ、親元を離れ子ども同士での交流を図ることを目的にスキー・スノーボード教室を開催します。
(4)会員・団体交流会
労福協活動への若年層の参加拡大と地域・職域を越えた新しい出会いの場を提供することを目的とし、労福協の認知度向上も視野に県内の未加盟団体にも積極的に呼びかけを行なった開催します。
2.全県民を対象とした活動
(1)ライフサポート相談
構成会員が展開している各種相談会や税理士会・公認会計士・県弁護士会など幅広い団体と連携して、県民の悩みを解消する相談センターとしての活動を実施します。
(2)確定申告相談会
これまで行ってきた労働者福祉事業団体との連携した相談会だけでなくく、住宅取得や医療費控除など勤労者の確定申告の相談を受け付ける勤労者確定申告相談会を別途開催し、勤労者の正しい納税と還付への支援を行ないます。
3.公益法人改革に向けた対応
2013年11月30日までに、新しい法律に定められた新制度への移行を完了しなければなりません。
一般社団法人への移行に必要な定款の変更や公益目的支出計画の作成等に向け、中央労福協や監督官庁の群馬県と意思疎通を図りつつ、次回総会で確認を図れるよう準備を進めます。