東日本大震災復興支援ツアー 福島県へ

12/13,14に東日本大震災復興支援の一環として、
福島県南相馬市の被災地視察と会津史跡めぐりのバスツアーを開催しました。
13日は小雪の舞う南相馬市原町・小高地区を、バスから視察。
“震災語り部”の神田薫さんに同乗していただき、震災の体験談・現在の復興状況などについてお話を伺いました。


語り部の神田さん
震災時、南相馬市内は20メートルほどの津波に襲われたそうで、
「電柱の上を船が流されていくのを目撃した人もいる」と当時の状況を話してくださいました。

  
車窓から見た街の様子です。
福島第1原発の事故から避難を続けている世帯も多く、人通りは少ないです。
今回視察した市内の「避難指示解除準備区域」となっている場所は、
日中の立ち入りは許可されていますが宿泊することはできません。
2016年には避難指示が解除されるとのことですが、除染や住宅再建の遅れなどから、
住民の将来に対する不安は大きいだろうと思いました。

12/13,14は強い寒気の影響で、全国的に荒れた天気となっていました。
14日は会津へ移動し会津若松城を見学しましたが、凍える寒さに加えて雪…雪…雪…
思わぬ大雪に見舞われましたが、少しでも復興に役立てばとたくさんのお土産を購入し、帰途につきました。

 

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