3月20日(水)、今年度第2回目のライフアップセミナーである「自主福祉シンポジウム」を、労金労組と全労済労組の共催により前橋市の群馬県公社ビルホールで開催しました。
当日は休日(春分の日)でありましたが、労働組合側からは県・市町村議員14名も含めて16産別・12地協から121名、事業団体側からは労金・労済・群馬トラベル・福対協の役職員164名、生協県連、学生協、ワーカーズコープ、中央・埼玉労福協からの代表各1名の総勢290名の方が参加していただき、ホールは満席となり、熱気あふれたシンポジウムとなりました。
まず、中央労福協前事務局長の高橋 均氏から「労働運動と労金・全労済運動の理念と歴史、そして課題」について講演を受け、その後、大橋労福協会長、北川連合会長、杉山全労済労組東日本委員長、高橋講師の4名により「連帯・協同でつくる安心・共生の福祉社会」へ向け、労働組合と自主福祉事業団体はそれぞれの立場から何をしなければならないか、パネルディスカッションを行いました。
参加者からは「自主福祉運動の原点・歴史を学べ、改めて当面する労働運動の課題、格差是正の運動について理解できた」「協同組合の原点にふれて、自主福祉運動の果たす役割について認識を深めた」「協同組合と株式会社の違いがよく理解できた。連帯・協同で得た果実を社会に還元する仕組みづくりが大切」等の意見が寄せられ、学ぶことの大切さを改めて感じたシンポジウムでした。